NO.158 元個人事業者の任意整理

<事案>

 個人事業をしていた時期に借入をした銀行とカードローンの分割による支払の事案。

 

 

<解決に至るまで>

各社の債務額と和解内容(概要)
○楽天カード株式会社
 残債務額:約80万円 分割和解:1万6000円 × 51回(約4年)払い
○エー・シー・エス債権管理回収株式会社
 残債務額:約60万円 分割和解:1万3000円 × 47回(約4年)払い
○株式会社クレディセゾン
 残債務額:約115万円 分割和解:2万3000円× 50回(約4年)払い

 

 

<最終的な結果>

 本人のご希望から任意整理での解決を選択しました。また,早期解決をご希望でしたので,債権調査完了と同時に各債権者に和解提案し,積極的に交渉を進めて,経過利息(注1)一部カットと将来利息(注2)なしで和解することができました。

 

 

<担当者から>

 任意整理で将来利息なしで和解が成立すると,支払期間中は利息が発生せず,債務が減っていくだけとなり非常に有利です。「利息の支払ばかりで元本が減らない」と思ったら,依頼を検討するのはどうでしょうか。
【用語説明】

 

 

(注1)「経過利息」
 受任通知発送後,貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。
 貸金業者によって異なるが,経過利息の全額免除は難しい傾向がある。
(注2)「将来利息」
 貸金業者との和解成立後,完済するまでの間に発生する利息のこと。
 当事務所では,原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので,任意整理中は,債務は増えることはなく,弁済で減っていく一方になる。

 

 

 

 

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