NO.33 高齢者の長期分割弁済

<事案>

ご依頼者様は、夫が亡くなり、葬儀費用等をまかなうために銀行から約100万円を借入れました。今まで借入れをしてきた経緯もあり、負債の額は140万円まで膨れ上がりました。ご依頼者様の収入は僅かな年金収入のみで、その中から少しずつ返済をおこなっていましたが、中々元金は減らず、毎月の返済も苦しかったため、当事務所にご相談に来られました。

 

 

<解決に至るまで>

和解内容(概要)

○三菱東京UFJ銀行

債務総額:約95万円  和解額:毎月20,000円の返済(4年間)

 

 

<最終的な結果>

月々の弁済可能額が少ないため、長期(4年)分割弁済で和解が整いました。当初、ご依頼者様が82歳と高齢であったため、長期の分割返済交渉は難航すると思われましたが、毎月の家計収支状況を丁寧に説明し、将来利息(注1)なしで和解することができました。

また、年金の入金が2カ月に1度であるため、債権者への返済は毎月ではなく、2カ月に1度の返済で和解を締結しました。返済のし忘れや振込手数料などを考えると、ご依頼者様も大変喜ばれました。

 

 

【用語説明】

(注1)「将来利息」

貸金業者との和解成立後、完済するまでの間に発生する利息のこと。

当事務所では、原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので、任意整理中は、債務は増えることはなく、弁済で減っていく一方になる。

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