NO.500 債務整理　⇒　返済額の見直し

＜事案＞

　クレジットカード２社，消費者金融１社，約２５０万円の分割による支払の事案。

＜解決に至るまで＞

各社の債務額と和解内容（概要）

○三菱ＵＦＪニコス株式会社

　残債務額：約１２０万円　分割和解：２万１０００円　×５８回（約５年）払い

○楽天カード株式会社

　残債務額：約５２万円　分割和解：９０００円　×５８回（約５年）払い

○アコム株式会社 　

　残債務額：約７３万円　分割和解：２万円　×３７回（約３年）払い

＜最終的な結果＞

　ご依頼者様は，毎月約１０万円を返済しているが，借入額が減らないためご来所され，任意整理での解決を選択しました。任意整理のメリットは，弁済期間中は利息（将来利息，注１）が発生しないことで，債務残高が減っていくだけになります。

　無理なく返済できるよう長期（約５年），かつ，無理のない金額（５万円）で和解案を作成し，各債権者に提示しました。弁済額が従前弁済額の半分になったことで，債権者が難色を示すと思われましたが，当方で弁済案を作成し，積極的に交渉を進めたこともあり，何とか経過利息（注２）一部カット及び将来利息なしで和解することができました。

　

＜担当者から＞

　「毎月返済しているが，残高が減っていない」と思ったらご相談ください。解決方法を一緒に考えましょう。

【用語解説】

（注１）「将来利息」　

　貸金業者との和解成立後，完済するまでの間に発生する利息のこと。

　当事務所では，原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので，任意整理中は，債務は増えることはなく，弁済で減っていく一方になる。

（注２）「経過利息」　

　受任通知発送後，貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。

　貸金業者によって異なるが，経過利息の全額免除は難しい傾向がある。

＜お客様の声＞

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