NO.525　 長期分割による和解合意により毎月の返済負担が減った事例

＜事案＞

　クレジットカード等７社，合計債務約３００万円の分割による支払の事案。相談者は、生活費や遊興費のために借入れが膨らんでしまいました。毎月返済を続けるも、利息の返済で元金が中々減らず、当事務所に相談に来られました。

＜解決に至るまで＞債務額と和解内容（概要）

債権者数　　　７社

残債務額　　　約３００万円

和解内容　　　各債権者、約６０回の長期分割で合意。
　

＜最終的な結果＞

　ご本人は、当事務所に来る前は、毎月１０万円程返済していました。しかし、当事務所で任意整理の手続きを行ない、毎月の返済額が約５万円になりました。毎月の返済金額も大幅に少なくなり、将来利息（注１）をカットすることが出来たため、先の見える状況になり、相談者は大変喜ばれました。

【用語解説】

（注１）「将来利息」

　貸金業者との和解成立後，完済するまでの間に発生する利息のこと。

当事務所では，原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので，任意整理中は，債務は増えることはなく，弁済で減っていく一方になる。