NO.160 長期分割弁済
<事案>
クレジットカード5社,合計債務164万円の分割による支払の事案。ご依頼者様が月々3万5000円での弁済を希望し交渉にあたりました。しかし,月額希望金額以内での和解交渉は,長期間の分割になるため,貸金業者が難色を示し,交渉は難航すると思われました。
<解決に至るまで>
各社の債務額と和解内容(概要)
○A株式会社
残債務額:約51万円 分割和解:8,500円 × 60回払い
○B株式会社
残債務額:約19万円 分割和解:5,500円 × 35回払い
○C株式会社
残債務額:約30万円 分割和解:5,100円 × 60回払い
○D株式会社
残債務額:約31万円 分割和解:8,000円 × 39回払い
○E株式会社
残債務額:約33万円 分割和解:5,600円 × 60回払い
<最終的な結果>
ご本人は,当事務所に来る前は,毎月7万円程を返済していました。しかし,当事務所で任意整理の手続きを行ない、毎月の返済を3万5000円以内に抑えることが出来,ご本人様は,この金額なら無理なく返済していくことが出来ると喜ばれました。また,経過利息(注1)一部カットと将来利息(注2)なしで和解することができました。
【用語説明】
(注1)「経過利息」
受任通知発送後,貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。
貸金業者によって異なるが,経過利息の全額免除は難しい傾向がある。
(注2)「将来利息」
貸金業者との和解成立後,完済するまでの間に発生する利息のこと。
当事務所では,原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので,任意整理中は,債務は増えることはなく,弁済で減っていく一方になる。
<お客様の声>
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