NO.338 債務整理 ⇒ 債権者が1社での任意整理

<事案>

 債権者1社、合計約70万円の分割による支払の事案。他にも債務があったため、返済額を抑える必要がありました。

<解決に至るまで>

各社の債務額と和解内容(概要)

○株式会社エポスカード  

 残債務額:約70万円  分割和解:11,000円 × 59回

                   8,000円 ×  1回(約5年)払い

<最終的な結果>

 本人のご希望から任意整理での解決を選択しました。ご相談者様の意向で、複数の債権者がいましたが、債権者1社について返済額を抑えた和解をすることで、継続的な返済が可能となるようにプランを作成しました。ご希望の返済プランを当方で作成し、さらに、勤務状況と収支を説明して交渉をしました。その結果、将来利息(注1)と経過利息(注2)なしで、ご本人が提示した返済可能額よりも低い返済額の、月総額約1万円の支払で和解することができました。

<担当者から>

 他にも債権者がいる状況であったので、ご希望通り、返済額を抑える交渉ができて良かったです。返済額を抑えた交渉は難航するかと思われましたが、債権者との交渉は順調に進み、低額での和解が可能となりました。

【用語解説】

(注1)「将来利息」 

 貸金業者との和解成立後、完済するまでの間に発生する利息のこと。

 当事務所では、原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので、任意整理中は、債務は増えることはなく、弁済で減っていく一方になる。

(注2)「経過利息」 

 受任通知発送後、貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。

 貸金業者によって異なるが、経過利息の全額免除は難しい傾向がある。

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