NO.383 親族から援助をうけ、債権者へ一括返済をおこなった事案

＜事案＞

　相談者は、消費者金融２社から借入れがあり、自身で特定調停を申立てました。しかし、中々話し合いがまとまらず、また、親族から返済の援助を受けることが出来たのをきっかけに弁護士に相談した方がいいのではないかとアドバイスを受け、当事務所にご相談に来られました。

＜解決に至るまで＞

　債権調査の結果、負債が計２００万円程あることが判明しました。相談者は親族から援助を受けることが出来ましたが、膨らんでしまった遅延損害金について少しでも減額できないか粘り強い交渉を試みました。

＜最終的な結果＞

　合計２００万円程あった債務が交渉により計１４０万で和解の話しをまとめることが出来ました。６０万円程をカットすることが出来、自身で手続きを進めるよりも、弁護士に依頼してよかったと大変喜ばれました。

【用語解説】

「遅延損害金」

　支払期限の経過で債務者が当然に支払う必要のある損害賠償金。遅延利息や延滞利息などともいう。