NO.579 債務整理 ⇒ 長期分割弁済

<事案>

 クレジットカード3社,約180万円の分割による支払の事案。ご依頼者様が60回(5年)払いでの弁済を希望し,長期間の分割支払和解は貸金業者が難色を示し,交渉は難航すると思われました。

<解決に至るまで>

各社の債務額と和解内容(概要)

○株式会社メルペイ

 残債務額:約36万円 分割和解:6000円 ×60回(約5年)払い

○PayPayカード株式会社

 残債務額:約122万円 分割和解:2万1000円 ×58回(約5年)払い

○りそなカード株式会社

 残債務額:約29万円 分割和解:8000円 ×36回(約3年)払い

<最終的な結果>

 ご本人は,元金が減らないので何とかしたいと思い,ご来所されました。

 長期(約5年)分割弁済での提示となり,債権者が難色を示すと思われましたが,当方で弁済案を作成し,積極的に交渉を進めたこともあり,何とか経過利息(注1)一部カットと将来利息(注2)なしで和解することができました。

<担当者から>

 リボ払いで元金が減らないのは,発生する利息額とわずかな元本しか支払っていないためです。「リボ払いで残額が減らないな」と思ったら,3~5年の返済期間で返済中の利息が発生しない,任意整理での解決という方法もあります。

【用語解説】

(注1)「経過利息」 

 受任通知発送後,貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。

 貸金業者によって異なるが,経過利息の全額免除は難しい傾向がある。

(注2)「将来利息」 

 貸金業者との和解成立後,完済するまでの間に発生する利息のこと。

 当事務所では,原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので,任意整理中は,債務は増えることはなく,弁済で減っていく一方になる。

債務整理・自己破産・任意整理・個人再生の無料相談 初回相談料 0円 TEL:0120-115-456 受付時間:10:00~19:00 メール受付