NO.140 長期分割弁済
<事案>
消費者金融2社,クレジットカード2社,約180万円の分割による支払の事案。ご依頼者様が月々3万5000円での弁済を希望し,長期間の分割支払和解は貸金業者が難色を示し,交渉は難航すると思われました。
<解決に至るまで>
各社の債務額と和解内容(概要)
○株式会社オリエントコーポレーション
残債務額:約74万円 分割和解:1万3000円 × 58回(約5年)払い
○株式会社エポスカード
残債務額:約64万円 分割和解:1万1000円 × 58回(約5年)払い
○新生フィナンシャル株式会社
残債務額:約31万円 分割和解:6000円 × 53回(約5年)払い
○SMBCコンシューマーファイナンス株式会社
残債務額:約10万円 分割和解:3000円 × 34回(約3年)払い
<最終的な結果>
本人のご希望から任意整理での解決を選択しました。長期(約5年)分割弁済での提示となり,債権者が難色を示すと思われましたが,当方で弁済案を作成し,積極的に交渉を進めたこともあり,何とか経過利息(注1)一部カットと将来利息(注2)なしで和解することができました。
【用語説明】
(注1)「経過利息」
受任通知発送後,貸金業者との和解成立までに発生する利息・損害金のこと。
貸金業者によって異なるが,経過利息の全額免除は難しい傾向がある。
(注2)「将来利息」
貸金業者との和解成立後,完済するまでの間に発生する利息のこと。
当事務所では,原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので,任意整理中は,債務は増えることはなく,弁済で減っていく一方になる。
- NO.647 債務整理 ⇒ 【任意整理】・ギャンブルと任意整理
- NO.644 債務整理 ⇒ 【債務整理】・浪費と任意整理
- NO.640 債務整理 ⇒ 浪費と任意整理
- NO.636 債務整理 ⇒ 退職と任意整理
- NO.635 債務整理 ⇒ 生活費不足と任意整理
- NO.634 債務整理 ⇒ 浪費と任意整理
- NO.631 債務整理 ⇒ 【債務整理】・浪費と任意整理
- NO.628 債務整理 ⇒ 1社のみの任意整理減額して一括返済
- NO.626 債務整理 ⇒ 【任意整理】・クレジットカードと任意整理
- NO.625 債務整理 ⇒ 【債務整理】・ギャンブルと任意整理
- NO.624 債務整理 ⇒ 【債務整理】・事業経営と任意整理
- NO.617 債務整理 ⇒ 【任意整理】・相続した不動産を売却しての任意整理
- NO.604 債務整理 ⇒ 【任意整理】・消費者金融会社の間の分割弁済交渉
- NO.599 債務整理 ⇒ 【任意整理】・消費者金融会社との長期分割交渉
- NO.597 債務整理 ⇒ 任意整理による返済計画の組みなおし
- NO.596 債務整理 ⇒ 任意整理
- NO.594 債務整理 ⇒ 任意整理による返済計画の組みなおし
- NO.593 債務整理 ⇒ 少額かつ長期分割弁済
- NO.592 債務整理 ⇒ 少額かつ長期分割弁済
- NO.591 債務整理 ⇒ 長期多額の弁済