NO.296 債権者との任意交渉で、元本固定により毎月の返済額が減額できた事案
<事案>
クレジットカード8社,合計債務約816万円の分割支払の事案です。
相談者は、生活費や緊急の借入に迫られる事情より、返済のために借入るなどし、借金が膨らみ、支払い不能となり、一括返済の請求をされました。余儀なく、当事務所に相談に来られました。
<解決に至るまで>
各社の債務額と和解内容(概要)
○オリックス・クレジット
残債務額:約53万円 分割和解:9,500円 × 55回払い
残債務額:約56万円 分割和解:10,200円 × 55回払い
○三井住友カード
残債務額:約143万円 分割和解:26,000円 × 55回払い
○エポスカード
残債務額:約96万円 分割和解:17,500円 × 55回払い
○楽天カード
残債務額:約104万円 分割和解:18,800円 × 55回払い
○SMBCコンシューマーファイナンス
残債務額:約50万円 分割和解:10,000円 × 50回払い
○ジェーピー・エヌ債権回収
残債務額:約231万円 分割和解:42,600円 × 55回払い
○近畿しんきんカード
残債務額:約83万円 分割和解:15,000円 × 55回払い
<最終的な結果>
ご本人は、当事務所に来所される直前の支払いは、月35万円となり、当然支払うことができず、一括請求されました。しかし、当事務所で任意整理の手続きを行ない、毎月の返済が約16万円で交渉成立できました。ご本人は、最悪20万の原資予定でしたが、当事務所が困窮の事情を丁寧に説明するに至り、各債権者も納得いただけました。当然、将来利息(注1)をカットすることもでき、相談者は大変喜ばれました。
【用語解説】
(注1)「将来利息」
貸金業者との和解成立後,完済するまでの間に発生する利息のこと。
当事務所では,原則将来利息なしで和解をしている。将来利息が発生しないので,任意整理中は,債務は増えることはなく,弁済で減っていく一方になる。
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