個人再生の費用について
ここでは、個人再生の費用の詳細についてご説明いたします。
1 個人再生について
個人再生には、色々なパターンがありますが、通常、会社以外の個人の方が依頼するパターンとしては、以下のパターンがほとんどです。
(1)小規模個人再生(住宅資金特別条項あり)
これは、住宅ローンがある方の個人再生です。
(2)小規模個人再生(住宅資金特別条項なし)
これは、住宅ローンがない方の個人再生です。
2 個人再生の費用について
個人再生の費用は、住宅資金特別条項があるかどうかによって変わります。
◆個人(住宅資金特別条項なし) : 基本費用440,000円(税込)
※その他に申立てに必要な費用(30,000円)が必要になります。
また、再生委員が選任された場合には、弁護士報酬及び裁判所予納金が別途必要になります。
◆個人(住宅資金特別条項あり) : 基本費用495,000円(税込)
※その他に申立てに必要な費用(20,000円)が必要になります。
また、再生委員が選任された場合には、弁護士報酬及び裁判所予納金が別途必要となります。
3 再生委員の費用について
個人再生の申立をした場合、裁判所が選任する再生委員という人がつくことがあります。これは、個人再生の手続きについて、再生委員が中心となって手続きを進める方法です。
個人再生申立の場合、弁護士が代理して申立をした場合には、再生委員は原則として選任されないこととなっていますので、再生委員の費用はかかりません。
なお、再生委員が選任される場合に再生委員に支払う費用は、15万円~30万円くらいのことが多いです。
個人再生の費用についての詳細は、お気軽にご相談下さい。