NO.433 亡くなったご主人の過払金を奥様が取り戻した事例

<事案>

 亡くなったご主人の過払金を奥様が取り戻した事例。

<相談に至るまで>

 ご相談者のご主人が亡くなった後、自宅を整理している時に、消費者金融からの明細書があり、当該消費者金融と取引していたことが分かりました。整理していた書類の中には、過払金請求の資料もあり、借金が残っているのか、過払金請求できるのかが分からなったため、当事務所にご相談に来られました。

<最終的な結果>

 消費者金融から取引履歴の開示を受け、利息制限法の利率で再計算した結果、約300万円以上の過払金が発生していることが分かりました。任意での示談交渉では、200万円の返金が限界との債権者の回答であったため、管轄裁判所に不当利得返還請求訴訟(過払金返還請求訴訟)を提訴しました。その結果、310万円の満額に近い金額で示談が成立しました(注1)。

【用語解説】

(注1)「過払金請求」
 カードローンやキャッシングなどで、利息制限法の上限を超えた金利を貸金業者に支払っていた場合、払い過ぎていた利息を請求すること。

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