NO.658 債務整理 ⇒ 【債務整理】・消滅時効と破産の回避

<事案>

 相談者は生活保護を受けていました。借入先から頻繁に督促されることから、弁護士に相談に来られました。

<解決に至るまで>

債権者数   4社

残債務額   約450万円

財産     特になし

<最終的な結果>

 調査したところ、消滅時効の期間が経過していることが分かりました。弁護士から、債権者に対して、書面で借金が時効により消滅していることを通知しました。消滅時効の期間が経過していたため、時効により債権は消滅し、依頼者は破産せずにすみました。

<担当者から>

 長期間、ご返済されていない借金につき、消滅時効を主張できる可能性があります。債権者から請求の手紙が届いたときは、慌てずに、まずは弁護士にご相談ください。

【用語解説】

(注)「消滅時効」 

 権利を行使しない状態が一定期間続くと権利を消滅させる制度(民法166条)。

 貸金業者の債務は,最終の弁済から5年間の経過で消滅時効完成となる。消滅時効完成後,援用することで効果が発生し,債務の支払を免れる。なお,消滅時効援用は,後日の証明のため,内容証明郵便でされることがほとんどである。

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