NO.179 一括弁済での交渉により遅延損害金を大きくカット出来た事例

<事案>

 相談者は、多額の借金を抱えており、訴訟により判決を取られている債権者もいました。借金の督促で頭を悩まされ、当事務所にご相談に来られました。

 

 

<解決に至るまで>

各社の債務額と和解内容(概要)
○A社 残債務額:約35万円        →25万円一括払いで解決
 (利息制限法の引き直しにより減額)
○B社 残債務額:約120万円       →50万円一括払いで解決
 (元金:50万円、利息・損害金:70万円)
○C社 残債務額:約90万円        →75万円一括払いで解決
 (元金:65万円、利息・損害金:25万円)
○D社 残債務額:約250万円       →150万円一括支払いで解決
 (元金:150万円、利息:100万円)
○E社 残債務額:約85万円        →50万円一括払いで解決
 (元金:50万円、利息:35万円)

 

 

<最終的な結果>

 債権調査の結果、利息・損害金を含め、約580万円の負債があることが判明しました。
 相談者は、親族の援助でまとまったお金を準備することが出来たため、一括による元金の弁済提案を行いました(注1)。
 判決をとられている理由から負債の減額交渉は大変難しくなります。しかし、依頼者の収支や状況など詳しく説明し、粘り強い交渉の結果、約230万円の利息・損害金を大幅にカットすることが出来ました。

 

 
【用語説明】
 (注1)任意整理・一括弁済
任意整理では、利息制限法を超えた取引があり、過払金が発生している場合でもなければ債務額の減額は難しいですが、一括返済を申し出た場合には減額に応じてもらえることがあります(債権者により対応は違うので必ず減額が見込めるものではありません)。

 

 

 

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