NO.23 過払い金取戻し

<事案>

依頼者の方は、昭和59年頃からクレジットカードのキャッシング取引を繰り返していたところ、相当額のいわゆる過払金が発生しているとして、カード会社に対して返還請求訴訟を行った事案。
 

<解決に至るまで>

過払金  211万2,773円

 

 

<最終的な結果>

過払金が社会問題となる中で、相当以前から取引をされており過払金が発生しているかもしれないとして、弊所にご相談いただきました。

カード会社から取引履歴の開示を受けたものの、平成7年頃までしか取引履歴がありませんでした。そこで、カードの引き落としに利用していた預金口座の取引履歴の開示請求を行い、借入額と返済額を推計して過払金を計算しました。相手方が交渉に応じなかったため裁判を起こした結果、最終的に211万2,773円の過払金を取り戻すことが出来ました。
 

<担当者から>

借入と返済の取引履歴が保管されていない期間について、その他の借入額と返済額を合理的に推計することができれば、その期間の取引も認められる場合があります。

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