NO.621 債務整理 ⇒ 【破産】・病気と破産

<事案>

 相談者は、病気になり、仕事を減らさざるをえなくなりました。不足する生活費を借入に頼っていましたが、返済する額が増えていき、返済が困難になって、法律事務所に相談に来られました。

<解決に至るまで>

債権者数   8社

残債務額   約610万円

財産     特になし

<最終的な結果>

 破産に至る経緯を聴取して、無事に同時廃止事件(注1)として破産することができました。

<担当者から>

 生活費が不足したことで借入をされている方は、借入を減らすことができないことが多いです。借金の返済にお悩みの場合は,弁護士に依頼することも検討してみてください。

【用語解説】

(注1)同時廃止事件 (破産法216条1項) 通称「同廃事件」

 破産者の財産が少なく,破産手続の費用の捻出ができない場合に,破産開始決定と同時に破産手続を終わらせる決定をする手続。上記引継予納金は不要であるが,裁判所の書面審査のため,原則申立時に必要資料をすべて提出し,事細かに報告する必要がある。

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